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[1分FAQ] 飛蚊症の治療は?

飛蚊症は治療できますか? 治療法と原因についてまとめました

2024-08-12

[1分FAQ] 飛蚊症の治療は?

Q. 飛蚊症を治す方法は?

数日前から目に糸くずのようなものが浮かんでいる感じがして、近くの眼科で検査を受けたところ、「飛蚊症」と診断されました。年齢とともに現れる症状で、徐々に消えていくと言われましたが、気になるので早く治したいです。どのような薬を使えば良くなりますか? また、飛蚊症についてもう少し詳しく教えてください。

飛蚊症治療

A. 飛蚊症自体を点眼薬や薬で消すことはできません。

飛蚊症自体を点眼薬や薬で消すことはできません。 しかし、伴っている症状(ドライアイや逆さまつげ、目の疲れなど)は薬や点眼薬で改善することができるため、眼科を受診しましょう。目の不快感が他の原因にある場合は、それに適した治療や処方が必要です。

飛蚊症とは?

飛蚊症は蚊が飛んでいるように見えることから名付けられました。 目を動かすたびに一緒に動く点や埃、糸くず、ハエのようなものなどが目の前にちらつき、晴れた空や明るい白い壁を見るとよりはっきりと見えます。これは目の中の硝子体という構造の変化によるものです。

硝子体は非常に透明なゼリーのようなもので、常にその状態を保つわけではなく、部分的に水っぽくなると、その境界面で不純物が生じます。この不純物が軽度の硝子体混濁で、その形状に応じて糸くずやクモの巣、点などが目の前でちらつくように見えるのです。飛蚊症の原因となる硝子体の変化は、多くの場合自然に起こるもので、目の健康に危険を及ぼすことはありません。

自然に発生する「生理的飛蚊症」は治療の必要はありません。

飛蚊症はもともと近視のある人に多く見られ、中年以降により頻繁に現れます。 場合によっては、硝子体の不純物が目の視線軸から移動すると、目の中からなくなるわけではありませんが、飛蚊症が消えることもあります。浮遊物の形や数が変わらない場合は、通常そのまま放置します。この程度の状態では、薬物や他の物理的な治療で治す方法はありません。

「病的飛蚊症」は原因疾患に応じた治療が必要になることがあります。

しかし、突然数が増えたり、視力が低下したりする場合や、以下のような症状 がある場合は、目の中に深刻な病気が発生している兆候である可能性があるため、必ず眼科医の診察を受ける必要があります。

  • 糖尿病、高血圧、高度近視、ぶどう膜炎、網膜剥離、眼外傷などの病歴がある人に突然飛蚊症が発生
  • 浮遊物の他に視界が暗くなったり、閃光を感じたり、視野に赤みを帯びた色調が見られる

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