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もしかして閉所恐怖症かも?「閉所恐怖症」の症状、原因、治療法について

閉所恐怖症の症状と原因、治療法についてまとめました

2024-07-30

もしかして閉所恐怖症かも?「閉所恐怖症」の症状、原因、治療法について

狭いエレベーターや部屋のような閉ざされた空間に入ると恐怖を感じ、耐えられず、早く出たい衝動に駆られたことはありませんか?これは代表的な閉所恐怖症の症状です。閉所恐怖症(クローズドスペースフォビア)の症状、原因、治療法についてお伝えします。

閉所恐怖症とは?

閉所恐怖症とは、エレベーター、トンネル、飛行機などの閉ざされた空間にいることを恐れ、叫んだり不安感を訴えること を指します。恐怖や不安感を克服できない場合にはパニック発作を引き起こすこともあり、不安障害の中の恐怖障害の一つに分類されます。

閉所恐怖症の原因は?

閉所恐怖症は心理的な要因が原因であることがあります。 幼少期に特定の対象や危険について教育や強い警告を受けた場合、私たちは類似したものを見るだけで恐怖を感じるようになります。また、幼少期に狭い空間に閉じ込められた経験がある場合や、トラウマになるほどの恐怖を感じた出来事があった場合には、無意識に抑圧されていて、似たような状況で恐怖を感じるようになります。

閉所恐怖症治療

閉所恐怖症の症状は?

閉所恐怖症の不安症状はパニック発作と似ていることがあります。 例えばエレベーターに乗ると「突然エレベーターに閉じ込められたらどうしよう?」「落下したらどうしよう?」などの恐怖感を抱き、これらの考えと共に鼓動が激しく鳴ったり、息がしづらくなったり、冷や汗やめまいなどの身体症状が現れることがあります。

また、体が氷のように固まり、閉ざされた空間から出られないという不安感と恐怖を克服できずに発作を起こすこともあります。特徴的なのは、閉ざされた空間にさらされる状況を事前に心配したり不安を感じたりし、そのような状況を避けるためにエレベーターの代わりに階段を利用する行動をとることです。

  • 恐怖感と共に胸がドキドキし息がしづらい
  • 冷や汗やめまいなどの身体症状
  • 発作
  • 普段から、閉ざされた空間に対する心配や不安から避ける行動をとる

閉所恐怖症の治療法は?

閉所恐怖症の治療には認知行動療法と薬物療法が伴います。 認知行動療法では暴露療法が重要であり、これは患者に段階的に恐怖の状況に直面させ、それを克服できるように絶えず励ますものです。フラッディング療法も使用され、これは患者が恐れている閉ざされた空間を体験させ、自分が安全であることを認識させる方法です。

閉所恐怖症

閉所恐怖症の注意点は?

閉所恐怖症は男性よりも女性に2倍程度多く発生します。 この症状は多くの場合、児童期や成人期に始まります。治療を受けずに放置すると症状が数年以上続くことがあるため、発見次第すぐに治療を始めることが重要です。また、患者は誤った恐怖感を持たないように教育を受け、物事や状況に対して客観的な視点を持つように努める必要があります。

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