Q. 足底筋膜炎になると足の裏のどこが痛くなりますか?
週末にマラソンを走った後、足の裏の中央部分がズキズキするのですが、足底筋膜炎になると足の裏のどの部分が痛むのでしょうか?治療しなくても自然に治るのかも気になります。
A. ほとんどの場合、かかとに痛みを感じ、足の内側アーチまで痛みを感じることもあります。
足底筋膜炎になると、ほとんどの場合、かかとに痛みを感じ、足の内側アーチまで痛みを感じることがあります。 痛みによって足首を上に反らしたり、つま先立ちする動作が難しくなります。まれに質問者のように足の裏の中央部分に痛みが発生することもあります。
特に、起床後にベッドから起き上がって最初の数歩を踏み出すときに激しい痛みを感じる のが足底筋膜炎の特徴であり、朝に症状を確認する方法もあります。睡眠中に収縮していた足底筋膜が伸びることで痛みが発生し、歩いているうちに痛みが軽減する特徴があります。
長時間歩くと足底筋膜炎になることがあります。
マラソンのように足を過度に使うことは、足底筋膜炎を引き起こす最も一般的な原因です。 普段あまり歩かない、あるいは運動しない人が突然たくさん歩いたり長距離ジョギングをすると、足底筋膜炎が発生することがあります。また、硬い床で足裏に衝撃を与えるバスケットボールや縄跳びをした場合や、長時間立ち続ける場合にも、足底筋膜に大きな負担がかかります。そのほか、次のような原因でも足底筋膜炎が生じることがあります。
- 肥満を抱える中年層
- 不快な靴
- 女性の場合、ハイヒール
- ジャンプや高い場所からの落下による外傷
- 突然運動をたくさんした場合
- 糖尿病、関節炎
足底筋膜炎の痛みを和らげるには?
足底筋膜炎の痛みを和らげるためには、硬い靴を履いて長時間歩いたり、走ったり、ジャンプするなどの活動はできるだけ避けましょう。 また、十分な休養とともに痛みのある部分をボールを使って優しくマッサージするのも良い方法です。さらに、ふくらはぎの筋肉をストレッチすることで痛みの緩和に役立ちます。
足底筋膜炎は慢性的に発生したり再発しやすいので、日常生活の習慣や管理が重要であり、上記の方法を試しても改善しない場合は、病院を訪れて理学療法や注射治療、装具の着用などを検討することをお勧めします。
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