外反母趾とは?
外反母趾は代表的な足の疾患の一つで、親指が第二趾の方に曲がって関節が突出する疾患です。
関節の変形が伴い、親指が外側に曲がり、足の指の関節が内側に突出して痛みが生じます。50代以上の女性の約30%が経験する一般的な疾患です。
外反母趾の原因は何ですか?
外反母趾はヒールやつま先が狭い靴を日常的に履く場合、発生しやすくなります。
それ以外にも先天的および後天的な様々な原因で発生することがあります。
先天的な要因
としては、偏平足や幅の広い足、足を構成する骨に異常がある場合、
後天的な要因
としては、前述のように不便な靴を長時間履くことで起こります。遺伝的には母系遺伝の可能性が高く、リウマチ性関節炎などの他の疾患によって二次的に発生することもあります。
外反母趾の症状が知りたいです。
親指の関節が突出して靴を履くときに関節が押されて不快感や痛みが生じます。
突出した部分に水ぶくれができたり、感染が進行することもあります。症状がひどくなると、親指が第二趾の上に乗るほど曲がることもあり、その場合は足の裏まで痛みが生じます。症状を放置すると、痛みのため、歩き方が不自然になります。
外反母趾だと思うのですが、どうすればいいでしょうか?
足の指の関節が突出したり赤く腫れている場合は、病院で診察を受けることをお勧めします。
X線撮影を通じて骨と関節の位置を確認し外反母趾を診断します。一般的には、足の指が15度以上曲がっている場合を外反母趾と見なします。
外反母趾の治療法を教えてください。
外反母趾があるからといって必ずしも手術が必要なわけではありません。
初期段階では保存的治療を行い、進行を遅らせたり止めたりすることが可能です。
1. 保存的治療
程度がひどくない外反母趾の場合、突出した部分が刺激されないよう大きくゆったりとした快適な靴を履く必要があります。
場合によっては靴を替えるだけで症状が改善することもあります。
軽い痛みがある外反母趾の場合、靴の中に矯正器や中足骨パッドを装着して症状を緩和させたり、親指と第二趾の間を広げる補助具を装着して変形の進行を遅らせることができます。
市販の外反母趾矯正器具は一時的な効果はありますが、矯正効果を期待するのは難しいです。
2. 手術治療
上記の保存的治療にもかかわらず、靴を履くのが難しいほど痛みがひどかったり変形がひどい場合、手術治療を行います。
手術治療にも症状や程度に応じてさまざまな方法があります。単純に突出部分を除去する簡単な方法から、変形した骨を切ってつなぐ矯正術、炎症がひどい場合は融合術などを行うことができます。
外反母趾を予防する方法は?
不便な靴、つま先が尖った靴はできるだけ履かないようにすることが重要です。
靴を選ぶ際には、足の指の空間が十分にあり、不快感なく動かせるかを確認してください。どうしてもヒールを履かなければならない場合は、意図的に休憩時間を取ることが助けになります。1日30分の足湯と足の裏のアーチにある筋肉をほぐすマッサージもおすすめです。
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