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ものもらいはどうしてできるの?ものもらいの原因や治療方法まとめ

急に腫れてくるまぶた。ものもらいの症状や原因、治療法までまとめました。

2024-07-16

ものもらいはどうしてできるの?ものもらいの原因や治療方法まとめ

ものもらいとは何ですか?

まぶたに細菌が感染する病気をものもらいと言います。 ものもらいは感染部位によって大きく二種類に分けられます。私たちの目のまぶたにはいくつかの分泌腺があり、まつ毛の周りに汗を分泌する「モル腺」と油分を分泌する「ツァイス腺(皮脂腺)」に生じる急性化膿性炎症を外麦粒腫と言い、まぶたの板の中で涙の油分を分泌する「マイボーム腺」に生じる急性化膿性炎症は内麦粒腫と呼ばれます。マイボーム腺に生じる慢性の肉芽腫性炎症もあり、このタイプのものもらいは霰粒腫とも呼ばれます。

ものもらいの原因は何ですか?ものもらいができる理由は?

ものもらいの原因 まぶたの分泌腺は涙の蒸発を防ぐ油分を作り出し排出する役割を持っていますが、排出が遅れると油分が蓄積し分泌腺に炎症を引き起こします。 この状況で細菌感染が加わるとものもらいとなり、代表的な化膿菌である「黄色ブドウ球菌」によって感染しやすいとされています。

霰粒腫は細菌感染が伴うわけではなく、排出されなかった油分による慢性的な炎症反応によって発生します。

ものもらいを早く治す方法を教えてください。

ものもらいの治療法 ものもらいは時間が経つと自然に治ることが多いですが、早く治したい場合は温めたり抗生物質の点眼薬や点眼軟膏などの治療を受けることができます。特に、まぶたの脂腺にできた外麦粒腫や内麦粒腫は、まつ毛が生える部分に小さな膿疱が見られる場合、温かいタオルで温めるか、エコリシン点眼軟膏を1日2回、7日から10日間塗布して治療することができます。

霰粒腫の場合は、ほとんどが目の下に位置し、サイズが小さく症状がない場合は特に治療せず経過観察で十分です。 しかし、サイズが大きく炎症を伴う場合は外麦粒腫や内麦粒腫と同様に温めたり、抗炎症成分を含む点眼薬や点眼軟膏などの保存的治療を併用することができます。

ものもらいの手術はどのような場合に必要ですか?

ものもらいの手術 ものもらいが長期間改善されない場合は、病変部を切開して内容物を取り除く処置で治療することができます。また、ものもらいが慢性化し再発する霰粒腫や薬物治療に反応しない場合は外科的手術が必要です。ただし、病変部位や個人の症状によって異なるため、正確な診断は専門医の診察を受けることをお勧めします。

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