Q. 甲状腺機能亢進症の症状について教えてください。
最近、体重が急激に減少し、生理不順まで現れています。最近は会社でのストレスや残業も多く、少し疲れを感じていましたが、突然このような症状が現れたため、甲状腺機能亢進症なのではないかと疑っています。甲状腺機能亢進症の具体的な症状について教えてください。
A. 甲状腺機能亢進症の代表的な症状についてお知らせします。
甲状腺機能亢進症は、甲状腺が過剰にホルモンを分泌し、新陳代謝の速度が異常に速くなる疾患です。代表的な原因はバセドウ病で、免疫系が外部のウイルスと自分の体を誤って攻撃する自己免疫疾患の一つ です。
甲状腺機能亢進症により甲状腺ホルモンが過剰に分泌されると、体が必要以上のエネルギーを生み出すため、特に暑さに敏感になったり、汗をかきやすくなることがあります。 甲状腺機能亢進症の代表的な症状は以下の通りです。
甲状腺機能亢進症の症状
- 1, 食欲があるにもかかわらず体重が減少する
- 2, 暑さに耐えられず、過度に汗をかく
- 3, 女性の場合、生理不順や不妊
- 4, 神経質になり、不安感が増す
- 5, 心拍数や血圧が上昇する
- 6, 手が震える
- 7, 目が突出する眼球突出症
- 8, 睡眠障害(不眠症)
甲状腺機能亢進症を適切に治療しないと、心臓や骨に合併症が生じる可能性があるため、早期の治療が推奨されます。 基本的には抗甲状腺薬の服用を通じて、甲状腺ホルモンの量を正常範囲に調整する薬物治療が行われます。その他に、甲状腺の摘出手術や放射性ヨード治療が行われることもありますが、放射性ヨード治療は6ヶ月以内に妊娠を予定している妊婦には推奨されません。
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