ニキビパッチの使い方と効果
ニキビに効くと言われているニキビパッチ。でも、どうやって使用するのかよく分からない方もいるのではないでしょうか。ニキビパッチの種類別効果や、正しい使い方を詳しくまとめたので、ぜひ読んでみてください。
ニキビパッチとは?
ニキビパッチは、
ニキビをつぶす前やつぶした後に貼ってニキビの症状を緩和するステッカータイプ
の製品です。ドラッグストアやオンラインで手軽に購入できるため、多くの人が使用しています。ニキビパッチの種類は以下の2つに分けられます。
ニキビパッチの種類別効果
- 1, ニキビをつぶす前に貼るパッチ(サリチル酸、ティーツリーオイル)
ニキビをつぶす前に貼るニキビパッチには、サリチル酸やティーツリーオイルが含まれています。
サリチル酸は皮脂を溶かし、ティーツリーオイルは抗菌作用があり、ニキビ菌の増殖を防ぎます。
ただし、
つぶす前に使うタイプのニキビパッチには成分の含有量が高くないため、劇的な効果は期待できません。
パッチを長時間貼ると効果があると思いがちですが、これは逆に肌を刺激しアレルギー反応を引き起こすことがあるので注意が必要です。
- 2, ニキビをつぶした後に貼るパッチ(ハイドロコロイド)
ニキビを圧出した後に貼るニキビパッチには、「ハイドロコロイド」という成分が含まれています。
この成分は湿潤環境を作り、皮膚の再生速度を上げ、紫外線や細菌から傷を保護する役割があります。
ハイドロコロイド成分は新しい皮膚の形成を促すため、ニキビだけでなく他の皮膚の傷跡の治療にも使用されます。薬局で手軽に購入できるキズパワーパッドなどの一般医薬品がこれに該当します。
ニキビを正しくつぶした後にハイドロコロイド成分のニキビパッチを貼ると、
ニキビによる傷の回復速度が上がり、他の細菌による二次感染を防ぐ
ことができます。
ニキビパッチは本当に効果あるの?
小さなニキビ
や
少し赤くなった程度のニキビ
には、つぶす前用のニキビパッチ(サリチル酸、ティーツリーオイル)を使用すると、沈静効果が期待できます。しかし、
膿がたまったニキビにはつぶす前用のニキビパッチの効果はほとんどありません。
膿胞性(化膿性)ニキビに対してつぶす前用のニキビパッチを使うと、逆に膿が皮膚の奥深くに入り、組織を破壊したり、傷跡がひどくなることがあります。
膿胞性(化膿性)ニキビの場合、傷跡を最小限にするために皮膚科でニキビ専用の圧出器で清潔に処置してもらいましょう。自宅で圧出する場合は、手を清潔にして綿棒でつぶすのが良いでしょう。
ニキビをつぶした後は、パッチをすぐに貼るよりも抗生物質の軟膏を1~2日間塗り、その後傷口をきれいに治す用途でニキビパッチを使用しましょう。
抗生物質の軟膏がない場合は、つぶした後用のニキビパッチを貼っても構いません。ただし、圧出が不十分で炎症が残っている場合は、状態が悪化することがあります。
ニキビパッチを貼る際は、必ず洗顔後にスキンケアやトナーを塗らない状態で、清潔な手またはピンセットで貼ることが推奨されています。
ニキビパッチの使用時間
ニキビパッチは一枚につき最大12時間を超えないように使用しましょう。
特に24時間の使用は避けるべきで、ニキビを圧出した後に汁や膿が続く場合は頻繁に交換する必要があります。
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