自分が出っ歯かどうか気になる方へ
鏡を見て「出っ歯かな?」と思ったことがある方必見です。出っ歯矯正を検討している方のために、出っ歯の自己診断方法や矯正方法、期間などをドクターナウ内の歯科医院に実際に聞いてきました。
出っ歯を判断する基準は?
自分が出っ歯かどうかを判断したい場合、カメラを立てて横顔を撮影してみましょう。そして、以下の3つの基準に合致するか確認してみてください。
審美線を確認する
鼻先と顎先を仮想線で結んだ時に唇がその線よりも外に出ている場合、出っ歯の傾向があると考えられます。
鼻唇角を確認する
人中と鼻が接する部分を基準に、上唇と鼻の角度を鼻唇角と言います。鼻唇角は平均100〜110度で、もし出っ歯がある場合、相対的に上唇が前に出るため鼻唇角の角度が小さくなることがあります。
唇の位置を確認する
出っ歯の程度がひどい場合、通常時に唇が互いに接せず、開いている形になります。口を閉じるためには唇に力を入れなければならなかったり、顎の先にしわが寄るようであれば、出っ歯と判断できます。
出っ歯は、抜歯して矯正するべきですか?
出っ歯矯正で歯科を訪れる患者さんが最も多く尋ねる質問の一つが「私は抜歯しなくても矯正できますか?」または「必ず抜歯しなければならないのですか?」という質問です。結論から言えば、
抜歯矯正を行う場合、顔の形が大きく変わる可能性がある
ということです。
出っ歯抜歯矯正のビフォーアフター
抜歯矯正はミニスクリューという構造物を使って前歯を後ろに引っ込める原理で行われます。抜歯して確保したスペースに前歯が後ろに移動するだけでなく、奥歯も同時に前に移動するため、ミニスクリューとゴムを使って前歯だけを後ろに引っ張ってきます。
スペースを十分に確保して矯正を進めるため、顔の形の変化が大きく期待できます。
抜歯矯正時の注意点
抜歯矯正は歯の移動量が多いため、歯根の長さと歯茎の健康状態を必ずチェックし、口が過度に引っ込まないように担当医と十分に相談する必要があります。また、前歯の角度が減少して八重歯にならないように注意する必要があります。
出っ歯非抜歯矯正のビフォーアフター
出っ歯矯正だからといって必ずしも抜歯するわけではありません。
出っ歯の程度に応じて抜歯、非抜歯を決定し、大きな顔貌変化を避けたい場合は非抜歯矯正を選ぶこともあります。
ただし、
非抜歯矯正の場合でも一定のスペース確保ができる場合にのみ進めることができる点を覚えておいてください。
非抜歯矯正時の注意点
スペースが十分に確保できない場合に非抜歯矯正を行うと、
希望するほどの歯の移動ができない可能性があり、深く埋没している親知らずを抜歯しなければならない場合もあります。
また、スペース確保のために顎拡張装置やミニスクリューなどの追加装置が必要となる場合があるため、専門医との十分な相談が必須です。
出っ歯に関するよくある質問
Q. 出っ歯矯正の期間はどれくらいですか?
一般的に出っ歯矯正の期間は2〜3年とされています。これは軽度の出っ歯や受け口に該当し、出っ歯の程度が深刻な場合個人によって矯正期間は少しずつ異なる場合があります。
Q. 出っ歯の手術はどのような場合に行われますか?
歯の矯正だけで出っ歯の治療が可能な場合もありますが、歯の問題ではなく骨格の問題の場合には出っ歯手術を検討できます。
出っ歯手術は通常、犬歯の後ろにある小臼歯を抜歯し、該当部分の歯茎骨を切除して前に出た部分を後ろに移動させて固定する方法で行われますが、このような手術を受けても歯の矯正は必ず一緒に行う必要があります。
自分が手術が必要かどうかを知りたい場合は、矯正専門医がいる病院で精密検査を受けることをお勧めします。
出っ歯で悩んでいる場合は、自分が望む顔貌変化の程度や出っ歯の程度に応じて、矯正専門医と矯正の方向性を決定しましょう。
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