目次
健康診断や人間ドッグを受けるとき、毎回どの項目をチェックすべきか悩みますよね。
自分の年齢に適した健康診断項目は何か、どの項目を必須で受けるべきか
、詳しく説明します。
20代は生活習慣による病気のリスクを把握することが重要です
20代は各種病気を事前に把握し予防できる時期です。
そのため、今は問題がなくても、若い頃の不規則な食生活やストレスにより心臓病や脳卒中などの病気が早く現れる可能性があるため、体の状態を正確に把握しておく必要があります。
- 肥満度 - 体重、身長測定
- 高血圧診断 - 血圧検査
- 結核診断 - 胸部X線撮影
- 成人病診断 - 血液検査
- 肝炎ウイルス予防接種 - 若い時期に急性A型肝炎が発症することが多いため、A型肝炎抗体がない場合は必ず予防接種が必要です。
- 女性の場合 - 甲状腺ホルモン(T4またはT3)や甲状腺刺激ホルモン(TSH)濃度の確認と子宮頸がん検診が推奨されます。
30代はがん検診および胃内視鏡検査を始めるべき年齢です
30代は仕事の過度なストレスや飲酒、喫煙、運動不足などで健康に問題が生じやすい年齢です。
20代の基本的な検査に加えて、がん検査も受けることをお勧めします。
- がん検査
- 胃内視鏡検査
- 肝機能検査
- 腹部超音波検査 - 普段から酒や脂っこい食べ物をよく摂取する場合や肥満の場合、脂肪肝や胆石症の確認が必要です。
- 女性の場合 - 子宮頸がん、甲状腺超音波検査。30代女性は女性ホルモンの影響で乳腺組織が豊富なため、乳房撮影で発見されにくい可能性があります。定期検査と自己診断を併用することが効果的です。
40代は各種がん検査が必須です
40代は早期がんが最も多く発見される年齢です。
そのため、健康診断の数値を前回の検査と比較して確認しておくことが重要です。
- 5大がん検査を含む精密検査必須
- 胃がん、大腸がん、乳がん、子宮頸がん、肝がん
- 肝超音波検査
- B型またはC型肝炎を患っている場合、6ヶ月に一度
- 肥満度、高血圧、コレステロール、貧血、腎機能、尿蛋白などの検査数値の変化確認
- 40代後半の女性の場合
- 閉経前後に骨密度検査をはじめ乳がん、子宮頸がん、骨盤超音波などの検査を毎年または隔年で受けることが推奨されます。
50代は大腸がん検査を定期的に受けましょう。
50代は毎年大便潜血反応検査を受けて大腸がんの有無
を必ず確認してください。
- 大腸内視鏡検査
- 心脳血管疾患
- 肥満度、高血圧、コレステロール、貧血、腎機能、尿蛋白などの検査数値の変化確認
- 男性の場合
- 60代以降に前立腺がんが急増するため、50代からPSA(前立腺特異抗原)値を定期的に測定する必要があります。
健康診断結果の見方
- メタボリックシンドロームのリスク要因5つ
- 高血圧 130/85mmHg以上
- 空腹時血糖 100mg/dL以上
- 中性脂肪 150mg/dL以上
- HDLコレステロール 男性40、女性50mg/dL未満
- 腹部肥満 男性90、女性85cm以上
- これらのうち3つ以上該当する場合はリスクあり
- 腎機能異常
- 血清クレアチニン 1.5mg/dL以上
- 尿蛋白陽性
- 尿素窒素 27mg/dL以上
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