ダイエット中は食事量が通常より減るため、空腹を感じやすくなりますよね。ついついおやつに手が伸びてしまいますが、少し工夫したおやつに変えるだけでストレスを軽減し、効果的なダイエットが期待できます。今回は、ダイエット中に食べても良いおやつはどんなものがあるのか、紹介します。
ダイエット中に食べても良いおやつはどんなものがありますか?
1. イカ
イカは豊富なタンパク質を含み、タウリンが豊富なため、疲労回復にも効果的です。イカは100gあたり92kcalと低カロリーで、低カロリーながら満腹感を感じることができるので、ダイエット中のおやつとして最適です。 タウリンも他の魚介類に比べて2〜3倍多く、イカ100gあたりのタンパク質含有量も18.1gと魚介類の中で最も多くなっています。(目安として、鶏胸肉100gあたりのタンパク質は28gです)
ただし、乾燥イカは乾燥させることで水分が飛び、成分が濃縮され、味が強くなる特徴があります。乾燥イカのカロリーは100gあたり350kcalと高く、マヨネーズをつけたり、ビールを一緒に飲んだりすると、ダイエット効果を発揮できません。 したがって、できるだけイカは茹でて食べるようにしましょう。
2. アーモンド
アーモンドはダイエットに良いおやつ として知られていますよね。アーモンドには食物繊維が豊富に含まれているため、満腹感が持続し、筋肉形成に役立つタンパク質成分も含まれており、ダイエットに最適の間食です。
また、ナッツ類には食欲を抑える機能があります。オーストラリアのサウスオーストレイリア大学の研究チームの研究によれば、炭水化物が主成分のスナックバーをおやつに食べたグループとアーモンドを食べたグループを比較したところ、アーモンドを食べたグループでは食欲が低下するホルモンの変化が見られたそうです。さらに アーモンドを食べたグループは、スナックバーを食べたグループよりも次の食事で71kcalを少なく摂取した という研究結果もあります。
3. バナナ
バナナは食物繊維とカリウムが豊富な果物で、満腹感が大きく、食欲を減らす効果があり、ダイエットに役立ちます。さらに 血糖値を急激に上げないレジスタントスターチが多く含まれているため、お腹の脂肪を減らすのにも効果的です。 レジスタントスターチは「良い炭水化物」とも呼ばれ、このようなレジスタントスターチはジャガイモ、サツマイモ、豆類、全粒穀物などに多く含まれており、適度に熟していないバナナにはレジスタントスターチの含有量が高いことが知られています。
4. ギリシャヨーグルト
ギリシャヨーグルトは一般のヨーグルトよりもカロリーは高いですが、糖分が少なくタンパク質が豊富でダイエットに効果的です。 さらに、前述のおやつ同様に高い満腹感も得られます。アメリカのハーバード大学の研究によれば、ギリシャヨーグルトを含む高タンパク質食をしたグループは、低タンパク質食をしたグループよりも体重と脂肪が減少したそうです。
5. ダークチョコレート
チョコレートはダイエットには不向きな食べ物と思われがちですが、「ダークチョコレート」は違います。 ダークチョコレートは砂糖の含有量が少なく、ダイエットおやつに適しており、ポリフェノール含有量が高いため、心血管の健康にも良く、抗酸化効果も期待できます。カカオの含有量が高いほど砂糖の含有量が少ないため、カカオ含有量が最低70%以上の製品を選ぶと良いでしょう。
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